託す
自分が選び取らなかった選択肢。
その先に広がっていたかもしれない、今では判別できない可能性。
わが子に、そんな自身の夢や憧れを託すことだってある。
親とはわがままな生き物だからだ。
現在、自分の子供を子役として、芸能事務所に所属させようと、キッズモデルオーディションに参加する保護者が急増している。
昨今、年端もいかない小学校低学年の子供たちが、しかし映画のスクリーンのなかでは大人顔負けの名演技を披露して、観る者の眼に涙を浮かべさせもするのだ。
子どもとは、つまりは可能性の象徴に他ならない。
何色にも染まるし、何者にも成長することができる。
自分の子供が、芸能事務所という色によって、名子役へと成長することだって、決してありえないもしも、では言い切れないのである。
中には、若いころに俳優に憧れて、そうして単身東京に飛び出したという人もいるのかもしれない。
夢破れて、故郷にかえって、そうして生まれてくれたわが子に、そのかつての夢を託すことだってあるのかもしれない。
子役オーディションを開催する芸能事務所は、現在たいへんな数に上る。
それだけ世間の需要、保護者の熱い思いがあるからだ。
これから、この芸能事務所と子役についてをみていこう。
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無理矢理にでも?
いくら自分が子役に応募したいからと言って、無理に子供に強要させてはとても可哀想ですよね。まず子供自身が率先してやりたいと思わなければ、まず長続きする事なんて到底できないでしょうね。